地方自治体の葬儀(規格葬)は本当におすすめなのか?小さなお葬式と徹底比較してみた

地方自治体が運営しているサービスは安い!?

・・・このイメージは誰しもが持っているはずです。

確かに、市営のプールや市営施設というのは民間施設と比べても低価格で利用することができますよね。
市民プールなんて、民間スポーツジムの3分の1ぐらいの料金です。

ということは、地方自治体の規格葬儀もきっと民間と比較しても割安なはずだ!
このように考える人も多くいるはずです。

そこで

規格葬儀は本当におすすめなのか?
民間の小さなお葬式との比較について
葬儀の補助金や給付金について

これらについてお伝えをしていきます。

地方自治体の葬儀(規格葬)は本当におすすめなのか?

各地方自治体が市民・住民の方が低価格で葬儀が執り行えるようにという目的のために作られたのが「規格葬儀制度」です。
でも、実際に規格葬は料金が安くておすすめなのか?



結論としては、おすすめできません。

その理由としては2つあります。

まずひとつめの理由としては、特に安くないからです。

葬儀費用というのは一昔前までとても不透明でした。
つまり、ぼったくりが横行していたのです。

その時代であれば、確かに規格葬は安い料金だと言えそうです。
しかし、最近では葬儀料金もガラス張りになり、世間でも適正料金が浸透してきました。

それらと比較すると、規格葬は割高な料金設定で特に安くないのです。

2つ目の理由としては、
地方自治体の窓口を通しても料金は変わらないからです。

規格葬は各地方自治体によって、「規格葬取扱い指定店」という業者が予め指定されています。

地方自治体から「規格葬取扱い指定店」に葬儀を依頼する。
「規格葬取扱い指定店」に直接に葬儀を依頼する。

いずれの場合も葬儀の料金は変わらないという回答が返ってきました。

以上の2つの理由から、わざわざ、規格葬儀制度を利用するメリットはないといえるのではないでしょうか。

地方自治体の葬儀(規格葬)のメリットとデメリットについて

>>>大阪市規格葬儀制度について

ここからは規格葬儀制度のメリットとデメリットをもう少し深く掘り下げていきましょう。

地方自治体の規格葬のメリット
・定額料金での葬儀を執り行うことができる
・地方自治体の安心感を得ることができる

例えば、大阪市の規格葬では「百合」と「桔梗」の2つのプランが用意されています。
棺や祭壇など細かく打ち合わせをするのは確かに手間が掛かります。

それらの手間を省くことができるのがメリットのひとつです。

そして、規格葬を担当する「規格葬取扱い指定店」という安心感を得ることができます。

当然ながら、地方自治体の「指定店」になるためには一定条件をクリアした業者のみです。
ということは変なあやしい業者がいないという判断材料のひとつになることは間違いありません。

地方自治体の規格葬のデメリット
・提携の葬儀業者にしか依頼することができない
・追加料金が多く発生し結局高くなる場合もある
・仏式スタイルのみの対応(大阪市の場合)

もっと家の近所や利便性が良い葬儀社があるにも関わらず、お願いができなくなる可能性が高くなります。

地方自治体の指定業者の数というのは限られています。
ですので、選択肢が狭められてしまうのがデメリットのひとつです。

また、規格葬は本当にシンプルなプランです。
追加料金は必ず掛かるといっても過言ではありません。

大阪市の場合、以下の項目に追加料金が発生します。

・読経料(宗教者費用)・遺影写真(写真引伸、額)・祖供養、飲食費式場使用料・会葬礼状等・冷却剤(ドライアイス等)・霊柩自動車等・マイクロバス・タクシー・火葬料

・・・これらはプランのなかには含まれておらず、追加料金が発生する項目です。

仮に30名程度の家族葬で想定すると合計で約30万円近くの追加料金が発生する計算となります。
ざっくり計算しても合計で60万円近くは掛かってしまいそうです。

【定額プラン葬儀比較】地方自治体規格葬と小さなお葬式を徹底比較

地方自治体の規格葬は一般的には定額プランで低料金というのがウリです。
ここ数年では小さなお葬式公式サイトよりそうのお葬式のような定額で低料金の会社が主流になってきました。

そこで、全国でも葬儀受注件数第1位の「小さなお葬式」と「大阪市規格葬(百合)」とで内容を比較してみました。

葬儀プラン比較項目 小さなお葬式(小さな一日葬)
338,000円
大阪市規格葬(百合)
349,704円
安置場所までの搬送 ×
安置施設使用料
枕飾り一式
線香・ローソク
ドライアイス ×
役所・火葬手続き代行 ×
お棺・お棺用布団
遺影写真 ×
祭壇
白木位牌
お別れ花
式場使用料
司会スタッフ
受付セット
焼香セット
会葬礼状 ×
火葬場までの搬送 ×
火葬料金(市民料金) ×
お別れ用花束 ×
骨壺・骨箱
自宅飾り一式 ×

 

利用者

大阪市の規格葬のパンフレットは「門前飾付」など語句がすごくわかりにくく、内容も把握しにくくてはっきりいって不親切ですよね!

小さなお葬式と大阪市の規格葬儀を比較してみると、規格葬は全然安くないことが明確になりました。

じゃあ、小さなお葬式はなぜこんなにも料金を安くすることができるのか?
それは、「空室の効率利用」をしているからです。

詳しく知りたい方はこちらをご覧ください▼
小さなお葬式の料金が安い理由はなぜなのか?安かろう悪かろうでは意味がないよね!

地方自治体に葬儀を依頼すると補助金や給付金が支給されるのでは?

地方自治体の規格葬儀と聞くと補助金や給付金がもらえそうな印象があります。
しかし、地方自治体の規格葬儀を利用するからといった補助金や給付金というものはありません!

故人が国民健康保険、後期高齢者医療制度、国民健康保険以外の医療保険(健康保険組合、全国健康保険協会、共済協会などの健康保険)に加入していた場合。
その全員に給付される制度があります。

国民健康保険に加入 5万円~7万円
(地方自治体によって異なる)
(例:東京都新宿区の支給金額は7万円、大阪府大阪市は5万円)
後期高齢者保険に加入 3万円~7万円
(地方自治体によって異なる)
埋葬料 上限5万円まで
国家公務員(共済組合)に加入 10万円~27万円

支給方法は国民健康保険に加入していた区の区役所保険年金課に申請を行います。

申請に必要なもの故人の保険証、申請者の印かん、死亡の事実が確認できるもの(埋・火葬許可証など)・葬祭を行ったことが確認できるもの(葬祭費用の領収書など)・申請者の本人確認ができるもの(運転免許証など)・申請者の金融機関口座通帳・亡くなられた方のマイナンバー

これらを葬儀を行った日の翌日から2年間の間に申請を行ってください。

※詳しくは管轄の地方自治体の保険年金課に必ずご相談を行ってください。

まとめ

地方自治体の葬儀(規格葬)は本当にお得なのか?
についてお伝えをしてきました。

この制度ができたころは、確かにお得な制度だったのかもしれません。

葬儀料金は原価があってないようなものです。
だからこそ、これまでもあいまいなものでした。

最近では葬儀業界も透明性が出てきました。

この情報化社会において、ようやくという感じですよね!
私たち消費者にとってはとてもありがたいことです!

追伸:小さなお葬式の資料を取り寄せてみました。

お葬式の料金を透明化し、今では葬儀受注件数が日本一の小さなお葬式の資料を取り寄せてみました。

これまで、お葬式についてはほとんど知識がなかった僕です。
送ってきてもらった資料を読むことでお葬式の全体像はかなり理解することができましたよ!

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