お葬式や法要ではバラの花はマナー違反になるのか?献花・供花・枕花の違いとは何か?

お葬式や法要でバラの花はマナー違反になるの?

この疑問をもっている人がけっこう多いです。

バラは本当に人気があるお花ですし、故人がバラが好きだった。
というケースも多く存在します。

でも、バラは棘があるので、葬儀には適していないのか?
と思っている人がとても多いのです。

以前に僕がすごく印象的だったことがあります。
それは、歌手の故本田美奈子さんの三回忌のなかでハート型のバラ祭壇がすごくキレイだったことです。

ということはバラの花はOKなのかなと思いました。

そこで

お葬式や法要にバラはマナー違反なのか?
葬儀のお花の種類とは?

これらについて気になったので調べてみました。

お葬式や法要にバラはマナー違反なのか?


結論としては、
お葬式ではバラはマナー違反のお花ではありません!

葬儀やお悔み、お供えなどに用いられる花のなかで
「この花は贈ってはいけない」という特別な決まりはないのです。

だから、故人が好きだったお花の種類や色でOKなのです。

しかし!

法要の場合は違います。
法要の場合はバラは使わないほうが無難です。

その理由としては、法要でのお花を供える場合は葬儀とは異なるからです。
お寺の本堂やお墓に供えることになるからのです。

ということは法要の式典が終わったあとにお花を処分をするのはお寺の方になります。

ですので、処分をする時にお寺の方が刺で傷つくという可能性があるのです。
たとえ花屋で売っているバラは刺がちゃんと処理していると言っても、刺が残っていることもよくあります。

ですので、法要ではバラは避けるべきなのです!

葬儀に菊が多い理由とは?
意外に知られていないことですが、葬儀にはなぜ菊が使用されているのか?その理由とは「菊は日本の国花」だからです。天皇家の家紋が菊の紋章でです。菊には延命長寿・不老不死・無病息災の意味もあるようです。また、菊は日持ちもするため葬儀のお花に向いているという理由もあるようです。

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献花・供花・枕花・花輪の違いとは?


葬儀のお花と一言で言っても種類が4種類あります。

献花・供花・枕花・花輪の4種類。
それぞれの特徴と注意事項についてお伝えしていきます。

種類 特徴 注意事項
献花(けんか) お葬式や告別式で霊前や神前に供えるお花のこと。
キリスト教や無宗教で使用されることが多いです。
仏式ではご焼香、神式では玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行います。
参加者が花屋で購入したり、持参してはいけない。
斎場で用意してもらうものです。
供花(きょうか) 葬儀の祭壇の脇や檀上に供えられたお花です。
飾りの意味合いが強い。贈られた方の名入れの札を立てる
供花の値段相場は15,000円~30,000円
できるだけ葬儀前日までに届くようにする。
枕花(まくらばな) お通夜の前から故人の枕元に置かれて飾るお花。
遺族や故人と非常に親しかった人が供える花です。
枕花は葬儀終了まで置いている花なので、
日持ちのする種類を選ばなければいけねない。
花輪(はなわ)

花輪は企業から送られるケースが多いです。 サイズが大きいので葬儀会場に入るかどうかを確認が必要。
キリスト教の葬儀には造花を送ることはマナー違反です。

葬儀博士

これらの呼び方を知らない人が本当に多いのじゃ。
学校でも習わないことなので、当然と言えば当然じゃな。
この機会に覚えておくのだよ!

まとめ

お葬式や法要でバラはマナー違反という明確なものはありません。

処分する人がケガをする危険性があるから・・・
という驚きの理由でしたね。

葬儀や法要のお花は菊やユリが主流です。
でも、最近では徐々にバラが増えています。

なかには「カサブランカ」も人気が出ています。
(香りもすごく良いです)

ただ、バラもカサブランカも値段がかなり高くなりますけどね。

皆さんは葬儀のお花はこだわりたいですか?

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