訃報の返事で絶対に書いてはいけない「3つのこと」◆相手別お悔みメールの件名と文例

訃報(ふほう)メールの返信って気を使いませんか?

・・・僕はいつもめちゃくちゃ気を使います。

やっぱり、人の死に関わることなので、特別であることは間違いありません。
どんなに親しい間柄でも失礼があってはいけないと考える人が多いです。

もちろん、お悔みを伝えるマナーとしては・・・

直接会う>電話>手紙>メール(ライン)

この順序で言葉の重みや印象が変わってきます。

あくまでも、メールやライン(SNS)での返信は略式の方法なのです。

だから・・・

「本当は直接会ってお悔みの言葉を伝えたい。」
「でも、直接会うことはできないけどせめてメールで伝えます」

・・・この意識で哀悼の意を伝えることが大前提なのです。

その上で!

訃報の返事でやってはいけない3つのこと
相手別での返信文例

についてお伝えをしていきます。

訃報の返事で絶対に書いてはいけない「3つのこと」

訃報の返事で絶対にやってはいけないことは以下の3つです

  1. NGワードを使用しないようにすること
  2. 文章を長々書かないようにすること
  3. メール件名で訃報の返信ということがわかりにくい

以上の「3つのこと」は最低限マナーとして守らなければいけません。
それぞれ、ひとつずつ解説をしていきます。

① NGワードを使用しないようにすること

メールでの返事は言い方のニュアンスや雰囲気は全く相手には伝わりません。
ですので、言葉がダイレクトに相手に伝わってしまいます。

ですので、訃報の返信では相手がナーバスになっていることが多く、
言葉のチョイスはいつもよりも慎重になるのが当然のマナーです。

訃報メールの返信での「NGワード」をご紹介していきます。

縁起が悪い言葉(忌み言葉)はNGワード

 

避けるべき言葉 理由
「重ね重ね」「重々」「度々」
「再三」「再び」「次々」
「またまた」「まだまだ」
「ますます」「いよいよ」
「つくづく」「返す返すも」
「これからも」「この先も」
「おって」「続く」
これらの言葉が不幸が続くや重なるなどを連想させてしまいます。
この先も不幸が訪れるかのように聞こえてしまう。
「数字の4・9」 「死」や「苦」を連想させてしまうため
「消える」「大変なことになる」 不吉なことを連想させる。
「浮かばれない」「迷う」 特に仏教ですが、故人様が死後に成仏できないことを連想させるため

故人・ご家族の呼び方のワードに注意しましょう

 

言葉(通常) 言い換えた表現
ご尊父(そんぷ)様、お父様、お父上(様)
ご母堂(ぼどう)様、お母様、お母上(様)
祖父 ご祖父様
祖母 ご祖母様
ご主人様、ご夫君(ふくん)様
ご令室(れいしつ)様、ご令閨(れいけい)様
息子 ご子息(様)、ご令息(様)
ご息女(様)、ご令嬢(様)
兄弟・姉妹 御兄様、御弟様、御姉様、御妹様、または△△(故人の名)様

つい、使ってしまいがちなNGワード

NGワード 言い換えるとOKの言葉
「死ぬ」「死亡」「死去」「亡くなる」 ご逝去、他界される、ご永眠
召天(キリスト教)
「急死」「事故死」 急なこと、突然のご不幸、悲運
「生きる」 ご生前
「恩を受ける」 大恩・恩義・恩人・恩情
※故人を尊重した言い回し
「別れ(故人との)」
※できれば使用したくないワード
永別・訣別
「悲しみ」
※できれば使用したくないワード
悲哀・悲痛・痛恨

 

普段、何気なく使用している言葉でも、訃報のメールへの返信ではNGワードになることもあるのです。
日本語って本当に難しいですが、大人のマナーとして気をつけていきたいところですね。

② 文章を長々と書かないようにすること

訃報の連絡をもらったということは相手方は気持ちが不安定です。
さらに、いろいろな対応でバタバタしていることが多いです。

そんなときに、長々としたメールを打つことがNGなのです。
相手にいらないエネルギーや時間を使わせてしまうからです。

特に、会社関係の上司に送る時は失礼があってはいけないと考えてしまい、
いらない時候の挨拶などをいれてしまう人もいます。

また、相手がさらに返事が必要な質問形式で送ることもできる限り避けましょう!
わざわざ返信させないように読み切りの文章を心がけましょう。

そして、絵文字やスタンプも軽く捉えられてしまう危険性があるので、使用しないほうが無難です。

② メール件名で訃報の返信ということがわかりにくいのはダメ

訃報の返信は長々と書かないことにも繋がることですが、
メールを開かずとも「誰」から「何について」のメールかがわかるようにするのもマナーです。

ですので、メールの件名はこのように書きましょう!

「〇〇です、お悔やみ申し上げます。」
「〇〇より お悔やみ申し上げます」
「お悔やみ申し上げます(〇〇より)」

※〇〇は氏名です。

このようにメールの件名を書くことで、誰々からお悔やみメールが来ていると内容を見なくても一目でわかります。

ですので件名が名前だけのものや通常の用事なのかが判別できないものは避けましょう。
受けたほうも後々に整理もしやすくなります。

訃報の返事「メール返信文例集」

いろいろな状況においてのメール返信文例集をお伝えします。
これらの例文を間柄や関係の深さなどを考慮して使用してみてください。

一般的なオーソドックス文例

  • この度は、誠にご愁傷さまでございます。心からお悔やみ申し上げます。
  • この度は、思いがけないことでお力落としのこととお察しいたします。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

訃報メールの返信というと、定型文のようになってしまいます。
訃報の返信では特にオリジナル性を出す必要がありませんので、オーソドックスなものが無難でしょう。

故人と面識がありお世話になっていた人の文例

  • 〇〇様のご生前は大変お世話になりました。
  • 何のご恩返しもできておらず、お亡くなりになられて悔やまれてなりません。
  • 勤務していたころは大変お世話になりました。
  • 昔からすごくお世話になったので未だに信じられないというのが本音です。

哀悼の意を表すことと生前にお世話になったことをお伝えするということです。

病気で亡くなったことを知っているときの文例

  • 誠に残念なことでございます。謹んでお悔やみ申し上げます。
  • お見舞いにも伺えないうちお亡くなりになられて、誠に心残りでございます。
  • 以前よりご病気とは伺っておりました。しかし、回復を信じておりましただけに大変驚いております。

病気で亡くなられた場合は心の準備は比較的できておられるのかもしれません。
しかし、遺された遺族の方の看病疲れが一気にでることも多いのです。

そのあたりの配慮などができるのが大人のマナーなのかもしれません。

事故死や突然死での文例

  • 思いもかけないお知らせをいただきまして、まだ信じられない気持ちでございます
  • 突然の出来事で、お悔やみの申し上げようもございません

事故死や突然死というのは遺族の方も心の準備ができていません。
ですので、特にメールの文章には配慮が必要です。

無理に文章で励まそうなどどしないことがマナーです。

通夜式・葬儀に行けないことを伝える文例

  • この度は、本当に思いがけないことで誠に残念でございます。あいにく、出張予定が入っており、お通夜にはお伺いいたすことができません。出張から戻りましたら、あらためて弔問に伺わせていただきます。
  • 遠方のためお悔やみにお伺できず、誠に申し訳ございません。

お通夜や葬儀に行けるか行けないのかを端的に回答することが望ましいです。
どっちつかずの返事や言いわけがましい返信は避けるようにしましょう。

相手はそんなことは気にしていません。

英語で返信する文例

・I’m so sorry.
・Please accept my deepest condolences.
・Please accept my sincere sympathy.

sorryの直訳は「お気の毒に」「残念に思います」です。
condolencesは「お悔やみ」「哀悼」という意味をもっています。
そして、sympathyは「お悔やみ・同情」です。

英語はお悔みの語彙数が少なくとてもシンプルな印象があります

一言付け加えることができる文例

  • 略儀ながらメールにてお悔やみ申し上げます。
  • 何かお手伝いできることがありましたらいつでもご連絡下さい。
  • 安らかなご永眠をお祈りいたします。
  • 今はすごく辛いだろうけど身体に気をつけてね。
  • 何卒ご無理をなさらぬようお身体に気をつけてください。
  • お疲れが出てくる頃かと思います。どうかくれぐれもお体を大切になさってください。

これらを文末に入れたりして、組み合わせると少し文章にも厚みがでてきます。
また、一言をいれるかどうかで印象もグッと変わってきます。
(気持ちからでてくる言葉を添えるようにしましょう)

くれぐれも、長文になりすぎないように心掛けてください。

まとめ

訃報の返事はどうすれば良いのか?についてお伝えをしてきました。

返事で迷ったときは、オーソドックスな文章にすることをまずはおすすめします。
相手も「こいつはオリジナリティがないな」とは思わないのです。

だから、やっぱり大切なものは文章の上手や下手よりも
「哀悼の意の気持ちです。」

また、できる限り、何があっても「とにかく駆けつける」

・・・なかなか難しいですが、僕はそんな姿勢で生きていきたいと考えております。

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