世の中が大きく変化してしまいました。
絶対に潰れるはずはないだろうと思っていた職場がいきなり倒産してしまう人も激増してしまいました。
自分で稼ぐスキルをもっていたり、すぐに転職が見つかる人は良いのですが。
世の中そんなに甘くはありません。
やむを得ずホームレスになってしまう人も増えているのが現状です。
そんなホームレスの方がもしも亡くなってしまったら・・・
葬儀はどうなるのか?
葬儀の費用などは誰が支払うのか?
今回はそんな内容についてお伝えをしていきます。
ホームレスのお葬式はどうなるのか?
まず、死亡したかどうかどうやってわかるのかという疑問があると思います。
ほとんどのケースが周囲のホームレスからの通報です。
通報を受けた警察が現場にきます。
そして、まず初めに身元確認に入ります。
身分証明書を持っている方は少なくわからないケースが多いようです。
その場合は、各自治体に報告をして調書を作成します。
そして、ご遺体は警察署の霊安室に運ばれます。
そのあと、行政と提携している葬儀会社に連絡がいく流れとなっています。
そのあと、葬儀会社の安置室に遺体が移送されて行く流れです。
そして、葬儀はなく火葬場に直行していきます。
そこで身元引受人(喪主)がいない場合には市長の印鑑が押されて火葬執行となります。
※火葬と埋葬のみの「直葬・火葬式」といわれるスタイルです。
火葬が終わり、収骨は火葬場の職員さんが行います。そして、遺骨や遺品の管理は自治体が一定期間管理することになっております。
(それらの保管期間は5年間です)
そして、身寄りの方々が納骨されている「無縁墓」に納骨されます。
ちなみに、無縁墓に一度納骨されてしまうと、複数の方と混在して埋葬するため遺族が後に表れても遺骨を取り出すことはできなくなってしまいます。
葬儀や移送、火葬の費用は誰が支払っているのか?
行政では戸籍などを辿ってなんとか親族を探しだそうとはします。
遺体の引き取りと火葬・埋葬をお願いするためです。
身よりが全くなかったり、引き取りを断られるケースがほとんどだそうです。
これらの費用はいったい誰が支払っているのでしょうか?
ひとことで言えば「税金」で支払われます。
もっと、厳密にいいますと、「葬祭扶助制度」というものがあります。
葬祭扶助制度とは?生活保護を受けているなど経済的に困窮している人々に対し、葬儀の費用を自治体が火葬や埋葬の費用を最低限の金額を支給する制度のことです。遺族が生活保護を受けていて葬儀費用をまかなえない、あるいは生活保護受給者だった人の葬儀を遺族以外の人が手配するなどの場合にこの制度を利用することができます。ホームレスの方もこれらに該当いたします。各自自体によって支給金額は異なります。
ホームレスの方が病気になった場合はどうなるのか?
ホームレスの方にとって、真夏や真冬の時期というのは過酷極まりないです。
そんな環境下ではいつ亡くなってもおかしくないだろうと思います。
しかも、ホームレスの8割以上の方が60歳以上で体力的にも衰えている方が多いというデータもございます。
なかには75歳以上のいわゆる後期高齢者といわれる方もいらっしゃいます。
健康的な食事や空調がきいた環境で生活をしていても、病気になってもおかしくない年齢の方がほとんどなのです。
ホームレスの方って風邪を引かないかな?
薬とかってあるのかな?
・・・こんな素朴な疑問を抱いたことはないでしょうか?
実際問題、ホームレスの方は保険証ももっていません。
入院するお金ももっていません。
だから、自然免疫で治しているというのが答えです。
つまり、寝ることだけが治療の手段なのです。
ホームレスの死亡原因の統計があります。
ホームレスの死亡原因
- 1位:癌
- 2位:心臓病
- 3位:自分で絶つその他は他殺やひき逃げ等があるようです。
中には死因さえも不明のご遺体もけっこうあるようです。
それにしても、3位については本当に悲しいです。
病気になるのは人間誰もが仕方がないことですが、自ら命を捨てることは生きている者の責任なのかなと感じてしまいます。
まとめ
最近では、ホームレスではなくても身寄りがない人が増えてきています。
独身の方も年々増えていっている状況で自分が死んだらどうなるんだろうと不安な方も多いかと思います。
あなたが生前の間にぜひとも、直葬や火葬などの準備だけでもされることをおすすめします。
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