遅刻はしてはいけない!
私たちは学校教育、そして会社勤めと
「遅刻」に対して非常に厳しく教え込まれています。
(沖縄県民だけは例外(笑))
お通夜やお葬式という厳粛な場所で遅刻することは誰だって避けたいです。
そこで
お通夜やお葬式の受付時間は何分前から?
遅刻は厳禁なのか?
などよくあるQ&Aについてお伝えをしていきます。
お通夜の流れと受付時間は何分前から?
仏式のスタイルで行われるお通夜は一般的には18時開始です。
所要時間は約2時間程度が一般的です。
ですので、参列者は18時から開式であれば(30分~1時間前)の
17時~17時30分までに受付をしてもらい入るのがベターです。
そこから、読経・お焼香・参列者と遺族に挨拶をするという内容です。
親族の場合は18時開式であれば、
1時間~1時間30分前の16時30分~17時には到着して葬儀場との打ち合わせを行います。
お通夜の流れ(例) | |
開式1時間~1.5時間前 | 葬儀社との打ち合わせや僧侶への挨拶を行っている。 |
開式の1時間前~30分前に受付を済ませる。 | 受付開始 |
30分間 | 開式⇒僧侶入場⇒焼香⇒僧侶退場⇒閉式の挨拶 |
1時間~2時間 | 通夜ぶるまい⇒喪主の挨拶 |
お通夜式の開始前にお焼香はできないのか?
お通夜の前にお線香を上げさせてもらうことはマナー違反ではありません。
ただし、式の前となると喪家の方は何かとバタバタされています。
事前に喪家の方にお伺いを立ててお線香を上げさせていただくようにしましょう。
お通夜式の遅刻はマナー違反になるのか?
お通夜式の場合、遅刻はマナー違反にはなりません。
なぜなら、お通夜は突然のことで駆けつけている前提だからです。
もちろん、「遅れます」の連絡などはもちろん不要です。
喪家の方はその連絡のほうが迷惑な行為ということになってしまいます。
通夜ぶるまいには入ったほうが良いのか?
通夜式が終わると、通夜ぶるまいとしてお料理やおかしや飲み物が振る舞われます。
これに入ろうかどうしようか?と迷う人が多いのも事実です。
(僕自身もいつも迷って入らないという選択をしています。)
ただ、マナーとしてはこのようになっているようです。
東京都やなどの関東方面では参列者全員参加がマナーのようです。
(関西方面は身内だけが多い)
ただ、地域や宗教などによっては親族や身内だけの内々のケースもあるます。
だから、「迷ったら、帰る」のほうが無難かもしれません。
後から「あいつは通夜ぶるまいに入らなかった」という陰口はありません。
でも、「身内の通夜ぶるまいに知らん人がいた」は印象に残ってしまいますので。
お通夜かお葬式のどちらかしか行けない場合はどうするの?
お通夜かお葬式のどちらかしか参列できない場合もよくあることです。
故人様との関係が深かった場合はどちらも参列する(参列したい)はずです。
しかし、どちらかだけしか参列できない場合は「お葬式」に参列するほうが喪家の方への印象も違います。
お通夜とは文字通り夜通し一晩中行われているものでした。しかし、今では一般的に「半通夜」で数時間で終わるようになったのです。地域によっては半通夜を行ってから親族だけで本通夜を行う場合もあるようです。
お葬式の流れと受付時間は何分前から?
あまり知られていないのが葬儀と告別式は別々のものということです。
葬儀は「宗教的な儀式」
告別式は「お別れの式典」です。
一般的には葬儀と告別式は同日に行われることがほとんどです。
葬儀の流れ(例) | |
開場1時間~1.5時間前 | 葬儀社との打ち合わせや僧侶への挨拶を行っている。 |
開式の30分前に受付を済ませる。 | 受付開始 |
30分間 | 開式⇒僧侶入場⇒読経⇒授戒⇒引導⇒弔辞・弔電の奉読⇒焼香⇒僧侶退場 |
10分~15分間 | お別れの儀⇒喪主の挨拶⇒閉式・出棺 |
お葬式の遅刻はマナー違反になるのか?
お葬式はお通夜とは違い「遅刻はマナー違反」です。
お通夜は急なことですが、お葬式は事前に日程が知らされているからです。
それに、途中入室の場合は式場の雰囲気にも水を差すことになってしまいます。
それに、遅刻して出棺してしまった後では故人と二度と会えないのです。
このような理由から、葬儀には遅刻は厳禁なのです。
葬儀開始30分前、遅くても20分前には式場に入るようにしましょう。
まとめ
お通夜・お葬式の受付時間は何分前から?についてお伝えしました。
事前に受付時間を調べている方なら、まず遅刻はしないはずです。
それだけ、きっちりされているということです。
遅刻する人というのは事前にこのようなことも調べない人がほとんどです。
ただ、例え遅刻したとしても会場に足を運ぶ人はすばらしいです。
「遅刻するなら、行かない」・・・この選択肢が最悪です。
遅刻しようが、とにかく駆けつける!
これが、人間関係でも一番大切なことなのかもしれません。