全く身寄りがない人
誰にも遺体を引き取ってもらえない人。
・・・これらは「喪主がいない人」ということになります。
喪主の決め方はどうするのか?
喪主の決め方は?長男・長女がやると法律で決まっているの?通夜と葬儀での役割とは?
身内のなかの誰かが喪主になってくれれば、
火葬式という形式でも小さなお葬式を行ってくれます。
しかし、近年は喪主がいない人がどんどん増え続けています。
さらに、今後も増々増えていくことは明らかです。
そこで!
このような喪主がいない人の葬儀、
いわゆる「孤独葬」とはどんなものなのか?
これらについてお伝えをしていきます。
喪主がいない人の葬儀はどうなるのか?
喪主は故人の代わりを務める役割があります。
その喪主がいない葬儀というのはどのように行われるのか?
基本的には喪主の代わりとして
各都道府県の自治体の職員さんや介護職員さんが手配してくれることになっています。
これらの、喪主がいない葬儀のことをいつからか
「孤独葬」と呼ばれるようになりました。
孤独死という言葉もそうですが、
なぜ「ひとり」ではなく「孤独」という言葉を使用するのか?
孤独ということばには、事実だけではなく感情も入っているような気がします。
「孤独葬」の形式とはどんなものなのか?
孤独葬の形式は主に無宗教式の「火葬式」で行われます。
ご遺体を安置所まで搬送してもらい、24時間以上安置します。
その後火葬場へ出棺します。
火葬の後はお骨を骨壺に納めて火葬式は終了します。
お骨は永代供養されることが大半です。
身寄りがない人のお葬式について▼
生涯独身の人や身寄りがないおひとりさまのお葬式はどうなるのか?孤独死が怖い人へ!
まとめ
「孤独死」
「孤独葬」
・・・これらの言葉は不安を煽る言葉なのも否めません。
これらを避けたいと考えている人が多いのも事実です。
ヨーロッパなどはボランティアによって、定期的な見回りなどが積極的に行われています。
しかし、日本では高齢化社会に向けての準備がまだまだ不十分なのです。
高齢になればなるほど近所付き合いなども億劫になります。
その億劫さを乗り越えるのか?
それとも孤独死を選ぶのか?
有料のサービスを利用するのか?
どれを選択するのかは個人の自由ですが、早めの決断をすることをおすすめします!