「葬式は要らない(著:島田裕巳) 」この本はどんな内容なのか?読んでみての感想。

「葬式は要らない」を読んで・・・

葬式はいらないは2010年に発行された本です。
お葬式関連の本で異例の大ヒット本ともいえます。

なぜ、こんなにも大ヒットしたのか?
それは・・・

「葬式はいらない」

このど直球な本のタイトルに関心が集まったからでしょう。

多くの人が潜在的に「お葬式なんてしなくても良い!」とまでは考えていなくても、
「そんなにお金を掛けなくても良いよね・・・」と思っていることが浮き彫りになりました。

そんな心の声を本にしてくれたのが、島田裕巳先生なのです。
島田先生の簡単なプロフィールは以下の通りです。

島田裕巳氏プロフィール

  • 1953年東京生まれ
  • 宗教学者・文筆家
  • 東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了
    放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授を経て
    現在は東京大学先端科学技術研究センター客員研究員

「葬式はいらない」はどんな内容なのか?

僕は初め島田先生が葬儀の関係者でもないのに、なぜこのような本を執筆しているのかがわかりませんでした。

しかし、プロフィールを読ませてもらうと一目瞭然ですね。
島田先生の専門は「宗教学」です。

宗教とお葬式は確かに切ってもきれない関係です。

この本では宗教の歴史と葬式の歴史の流れをわかりやすく解説している内容です。
島田先生の結論としては

「葬式はいらない」
「葬式はぜいたくだ」

・・・これがこの本の結論のようです。

日本人はお葬式に掛けるお金は世界一である。
これは、見栄や名誉、世間体がそうさせていると言っています。

日本人は農耕民族であり、村社会で生きてきました。
村八分という言葉もあるように世間体を大切にしなければ生きていけないのです。

だから、遺された遺族が故人の葬儀をおろそかにすると、
「あの家族は人でなしだ」「あの家族は冷たい」などとレッテルを貼られてしまうのです。

お金を掛けて盛大にお葬式をしたら本当に良い人?

マスコミや葬儀屋さんからいつのまにかプログラミングを受けたのかも知れません。
葬儀屋さんは何かと「故人のお弔いのために・・・」と言ってきます。

じゃあ「お弔い」って何?
結局はお金でもなくカタチがない「気持ち」のことです。

葬儀屋さんが「故人のお弔いのために・・・」というのは
「お前に何がわかるんだ!」というのが正直な意見です。

偏った価値観ではなく、歴史的にみたり世界的にみるといろいろな葬儀の価値観がありますよ。
とこの本は教えてくれているだけなのです。

島田裕巳氏を否定する人も多い?

僕自身は葬式に対して、こんな考え方もあるんだ!ととても勉強になりました。
だからといって、葬式なんかいらないとも思いませんでした。

しかし、島田先生を必死で全否定する方たちもいます。
特に「葬儀屋さん」です。

葬儀葬祭ch有限会社佐藤葬祭の動画(YouTube)は信用できる?炎上商法って本当?

葬儀屋ユーチューバーの佐藤社長もその一人です。
佐藤社長は島田氏を全否定されています。

島田氏の出しているデータなどは都合の良いものばかり出している。
偏った発信をしていると否定されています。

僕の個人的な感想としては、なぜそこまで否定するのかがわかりません。

島田氏は「葬式はいらない」と言っていますが、
「葬儀屋さんがいらない」とは言っておりません。

実際に時代の流れとして、葬儀はシンプルになりつつあります。
その流れにのって小さなお葬式のような葬儀会社が日本一葬儀を受注するようになっています。

「島田は間違っている!」

・・・これを主張する葬儀屋さんは利権を守ろうとしているようにしか見えないのは僕だけでしょうか。

お葬式って結局、宗教なんだな。

「葬式はいらない」を読んで・・・
「葬式=宗教」

・・・改めてこの関係性を強く感じました。

日本人は宗教にこだわる人が少ないです。
お正月は初詣に行ってクリスマスも当り前のようにケーキでお祝いをする。

宗教なんて、気にしていない人がほとんどなのです。
だから、葬儀についても気にせず葬儀屋さんやマスコミの言うとおりにしているだけです。

自分の宗教を深く学べば学ぶほど、葬式についての価値観も変わってきます。
その手助けをしてくれているのが「葬式は要らない」の本です。

まとめ

葬式は要らないを読んでの感想をお伝えしてきました。
あらすじなどは実際にこの本を読んでみてください。

「葬式はいらない」という奇抜なタイトルですが、葬儀や葬儀屋さんを否定している内容ではありません。

これまでに誰も教えてくれなかった、宗教学と葬儀の歴史などについて教えてくれている本なのです。

これまで、あまり表に出てこなかったジャンルに一石を投じた素晴らしい本です。

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